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告ぐ雷鳥～上絵師　律の似面絵帖～

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告ぐ雷鳥～上絵師　律の似面絵帖～

著者： 知野 みさき
ナレーター： 岸本 百恵
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このコンテンツについて

 授かった赤子を喪って半月。周囲の労りもあり、律は気落ちしながらも上絵の仕事に励んでいた。そんなとき舞い込んだ着物の依頼は、「らいの鳥」を描いてほしいというもの。珍しい意匠に悩む律の周辺に、かつてその似面を描いた大泥棒・晃矢の影が見え隠れして――。若おかみとして、職人として、成長していく律の生きざまを濃やかに描く人気シリーズ第八弾！©Misaki Chino 2022 (P)2023 Audible, Inc. 歴史小説

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告ぐ雷鳥～上絵師　律の似面絵帖～に寄せられたリスナーの声

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すすまるのプロフィール画像

著者の語彙不足が気になる

微苦笑という言葉を、多用しすぎだと思います。苦笑いなど、他の言葉に変えたらいかがでしょうか？
またやんごとなきというのは、高貴な方を意味すると思うのですが、やんごとなき事情などという使い方は変だと思います。
やむを得ぬ、とか、のっぴきならぬ、なのでは？

ナレーションですが、花街はかがいでは無く、はなまちと読むのではないでしょうか？
重用もちょうようです。

楽しく聴かせていただいておりますので、とても気になります。

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TAK画家Gさんのプロフィール画像

悲しみを乗り越える律の成長と江戸の美が織りなす、心温まる人情ミステリー

『告ぐ雷鳥～上絵師 律の似面絵帖～』は、若き上絵師・律の成長と葛藤を描いた温かくも切ない物語です。

シリーズ第八弾となる本作では、律が授かった赤子を喪い、深い悲しみの中で仕事に向き合う姿が描かれます。心の傷を抱えながらも、彼女は周囲の支えを受け、上絵師としての道を歩み続けます。

物語の中心は、着物の依頼で「らいの鳥」を描くという難題に直面する律が、過去にその「似面」を描いた大泥棒・晃矢との因縁に巻き込まれる展開。美しく繊細な描写が光り、特に着物の意匠や職人の技術に対する深い敬意が感じられます。知野みさきさんの文章は、登場人物の心情や伝統文化の美しさを丁寧に描いており、江戸時代の息遣いが感じられる世界へと誘ってくれます。

ナレーションを担当する岸本百恵さんは、律の感情の揺れや成長を見事に表現し、リスナーに彼女の内面を深く伝えてくれます。特に、律の繊細な感情や職人としての誇り、そして若おかみとしての成長が丁寧に描かれ、心に響く演技となっています。

まとめると、悲しみの中でも前向きに生きる律の姿に感動し、また物語に潜むミステリー要素が物語に深みを与えています。江戸の職人世界や家族の絆を大切にしつつ、ほんのりとしたサスペンスも楽しめる、心温まる一作です。シリーズのファンはもちろん、初めてこの物語に触れる方にもおすすめです。

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